カテゴリ:Materials( 13 )

カット入りラウンド、共に11~12mmほどのサフィレットとサフィリーン(ヴィンテージサフィレット)のルース。左側がサフィリーン、右側がサフィレットです。

以前こちらの記事にて、サフィレットとサフィリーンについてわかってきている事などを自分なりに書きましたが、例として出すには今回のルースの写真のほうが適切だったかな、と今さらながら思いました。

c0334773_16064656.jpg

素人考えですが、現代の技術をもってしても再現は不可能という点には少々疑問がありました為、サフィレットも含めアンティークやヴィンテージのアクセサリー等を扱うショップの方に以前伺ったことがあるのですが、その方のお話によると砒素を使っているという話は以前からあったが、砒素ではなくても何かしら人体に有害な物質を使用しており現代では特殊な免許無しには取り扱いが出来ず、試作等を行えないのではないかとのことでした。
あくまでそういう可能性もある、という話ですが例え技術的には不可能でなくともそういった可能性もあるのかと目から鱗が落ちる思いでした。
しかし、そうだとすれば何かしら特別な成分が検出されるはずであり成分分析を依頼した方がおっしゃっているように特殊な物質は検出されなかった、という話とは矛盾してしまいまたまた混乱してしまいました。
また金が使われているという説についても、金の高騰により使用できなくなったということであるならサフィレットよりもまず金を使用し色出しをしている金赤ガラスが先に影響を受けるであろうと考えられるので製造が途絶えた原因とするには弱いかな、と個人的には思っています。

まだまだ謎は尽きない、不思議で魅力的なストーンです。

c0334773_22195138.jpg

サフィレット、サフィリーン共にガラスの地の色は青なのか、それともブラウン系のカラーのほうなのか判断出来なかったのですが、間近に見てみるとどうやらどちらも青が地の色で、そこに淡い赤~ブラウン系の色味がもやのように混ざり込んでいるように見えます。

裏面のパビリオンと呼ばれる部分のカットは違いが如実に現れています。
サフィリーンはストーンの厚みやカットの入り方が均一で、右側は手彫りの為サフィレットは丸みが残り厚みがあります。またカットの入り方が若干不揃いで、一つ一つ手作業によるものであったという揺らぎを感じとることが出来ます。

サフィレットとサフィリーン、成分等ガラスとしてどの程度の違いがあるのかはわかりませんが、こうして並べて見てみるとやはり若干の相違はあるように感じます。

c0334773_16230828.jpg


黒を背景にすると、サフィレットはサフィリーンより青い光が濃く、くっきりと出ている印象です。

c0334773_16073199.jpg


こちらはサフィレットのルースのみ撮影したもの。

c0334773_16331771.jpg


裏面。

c0334773_16332840.jpg


太陽光下での撮影。

c0334773_20300265.jpg


[PR]
by iris-accessory | 2017-11-06 23:05 | Materials

色々ローマングラス

ローマングラス色々。個人的に好きな素材の一つです。
パティナ(ガラス表面が虹色に美しく輝く銀化現象)が現れた、良い風合いのものを入手することができました。

c0334773_18453676.jpg


ローマングラスを扱う時、不思議とわくわくとした気持ちになります。

c0334773_18511179.jpg

デザインフェスタにアクセサリーに仕立てたものを持っていけたらと思案中です。

c0334773_18520063.jpg




[PR]
by iris-accessory | 2017-10-19 19:25 | Materials

少し珍しい、ピンクカラーのサフィリーンのルース2点。大きさは約9mm。バックフォイル無し。

c0334773_00303274.jpg

サフィリーンとは、19世紀~20世紀初頭にかけてチェコにて製造されていた「サフィレット」と呼ばれる変色ガラスを模して1950年代頃に西ドイツ等で製造されたグラスストーンだそうです。
チェコでサフィレット製造に携わっていた一族は絶え、詳しい製造方法が不明となってしまい幻のガラスとなってしまったサフィレットを模して後年製造されたサフィリーンも、理由は定かではありませんが、いつしか製造されなくなってしまったようです。

これまでは少なくとも日本国内では年代、あるいは製造された地域による区別なく「サフィレット」と総称されてきたようですが近年名称が区別されるようになってきているようです。

c0334773_00310837.jpg

サフィレット、サフィリーン共に色合いとして多いのはモーヴブラウン~ピンクブラウンのカラーの中に青い光が角度によって浮かび上がるものです。
写真のストーンもサフィリーン、サフィレット共通の特徴である青い光は時折淡くちらちらと浮かぶのですが、なかなか写真にうまく収めることが出来ませんでした。

また、一般的にサフィリーンはブラウン系カラーと浮かび上がる青い光の色味は淡く、透明感があり色合いの個体差が少ない印象です。
サフィレットは多くのものはブラウン系カラーがサフィリーンと比べるとくっきりと濃く、青い光も深い色合いのものが多いですが、個体差がかなりあるようで必ずしも一定の色合いで製造出来たわけではないのかなと考えています。

c0334773_00312619.jpg

このストーンはもともと「ヴィンテージサフィレット」という名称のものを購入しましたため、ヴィンテージということは100年以上が経過したアンティークではない、つまりサフィレットではなくサフィリーンと呼ばれるものだろうということでサフィリーンと表記いたしました。
別の判断基準としては色合いが全体的に淡く透明感があること、もう一つはサフィレットはカット入りのものはハンドカットのものが多いとのことでこのストーンはカットの入り方が均一な為、型にガラスを流したか、マシンカットによるものと思われたためサフィリーンであると判断しています。

※サフィレットに限らず、一般的にアンティークと呼ぶことが出来るものは100年以上が経過したものであると定義されているようです。
※当然ながらジュエリー、アクセサリーとして当時の状態のままであれば、デザイン、モチーフやセッティング等からどの程度の年代のものであるか推測するのは比較的容易かと思われます。
※ガラス自体としてのサフィレットとサフィリーン、成分がどの程度異なっているのか、ということまでは私が見た範囲ではわかりませんでした。

c0334773_00320774.jpg

日々是好日
神楽坂Jellicour店長の日々…
サフィレット その魅惑の色 http://blogblog.jellicour.com/?eid=1921

こちらのブログ記事では、分析依頼したものがサフィレットかサフィリーンであったか、ということには言及されていませんがどちらであったにせよ少なくとも巷で言われている砒素、あるいは金といった特別な物質は検出されなかった、とのことです。

サフィレット、そしてサフィレットを模して作られたサフィリーン。どちらも詳しい製造方法がわかっておらず、謎めいた光に魅了される人が絶えない不思議なグラスストーンです。



[PR]
by iris-accessory | 2017-04-08 16:56 | Materials

アンティーク、ヴィンテージのアイリスガラスたち色々。近々これらのアイリスガラスを使用したアクセサリーの出品を予定しています。
c0334773_00514740.jpg

アンティークのアイリスガラス。淡くほのかな色味が綺麗です。
c0334773_12465482.jpg
c0334773_00504270.jpg
c0334773_00510005.jpg

[PR]
by iris-accessory | 2016-11-23 12:48 | Materials

Iris Glass

アイリスガラス。青、赤、緑のラインが入った虹を思わせる美しいヴィンテージグラスストーンです。
チェコや西ドイツ製のものがありますが、元々は20世紀の初頭、現在でもガラスや宝飾品の製造、産地としても有名なチェコのヤブロネツという地域でアイリスクォーツ(レインボークォーツ)を真似て製造されたことが始まりとされています。

c0334773_22583058.jpg

Iris(アイリス)とはギリシャ語で虹を表すイリス、虹を司る女神の名にちなんで付けられた名前です。

年代によって色味の出方に違いがあり、色味が柔らかく、ラインが淡くにじんでいるものは比較的古く、色味が濃くくっきりと出ているものは40~60年代頃のものが多いと言われています。
そのことから、私が所有しているルース、ボタン、ペンダントトップ等は比較的新しいものかと思われます。

c0334773_22593049.jpg

こちらはアイリスガラスをクリアグラスストーンで取り巻いたボタン。どこから見てもキラキラで文句無しにゴージャスです。直径は2.8cmほど。

c0334773_22594982.jpg
c0334773_22595981.jpg


アイリスガラスのペンダントトップ。縦2.2cm、横1.3cmほどでしっかりとした存在感があります。細かな葡萄の房の彫刻が美しく、裏面はゴールドフォイルの為一層輝きが増して見えます。クラシックでシンプルなネックレスにしようかなと思っています。

c0334773_22584132.jpg


こちらは西ドイツ製、葉っぱの形のフロストタイプのグラスカボション。どちらも1cm少々のごく小さなものですが青、赤、緑の色合いはしっかり出ています。

c0334773_21144506.jpg



[PR]
by iris-accessory | 2016-09-07 21:53 | Materials

ルーサイトのビオラ

先日ご紹介いたしましたインタリオボタンと同じくルーサイト製、裏面からビオラが彫り込まれたペンダントトップ。

どうにもすみれ、ビオラのモチーフが好きで、ボタンと一緒に購入したものです。

c0334773_19351975.jpg

先にご紹介しましたボタンと一緒に。

c0334773_19360813.jpg

花氷、または水中花のように。涼やかでどこから見ても美しいお花たちです。

c0334773_00430272.jpg


[PR]
by iris-accessory | 2016-08-12 20:12 | Materials

虹色

ローマングラスの虹色

c0334773_14282809.jpg
c0334773_14284767.jpg

[PR]
by iris-accessory | 2015-07-21 20:27 | Materials

ヴィンテージストーン

驚いたことに、もう七月も半ばを過ぎてしまっていました。
少しずつ制作ペースを取り戻せるようにしていきたいです。引き続き頑張ります。

c0334773_19171099.jpg

写真はヴィンテージのガラス製ストーン。一点一点少しずつ違う色味が魅力的です。




[PR]
by iris-accessory | 2015-07-18 19:21 | Materials

素材

近日iichiに素材の出品をいたします。

c0334773_21110888.jpg
c0334773_21091029.jpg

上記の画像二点はそれぞれアソートパックになります。

c0334773_21120139.jpg
c0334773_21212876.jpg
c0334773_21205335.jpg
c0334773_21151944.jpg
c0334773_21161439.jpg
c0334773_21194071.jpg

他数点、まとめて出品予定です。どれも少量、または一点限りとなります。

[PR]
by iris-accessory | 2015-05-11 21:34 | Materials

アクセサリー作りに

iichi(いいち)にはハンドメイド用素材のカテゴリーがあるようなので、数点の素材の出品を考えています。少し珍しいものもあるので、制作などにお役立ていただければ幸いです。
また、近々制作したアクセサリーもiichi(いいち)に出品予定です。その際またこちらのブログ、Twitterにてお知らせさせていただきます。

Twitter https://twitter.com/iris_parure

[PR]
by iris-accessory | 2015-04-24 12:20 | Materials