ローマングラス

ローマングラスです。
薄手のものが多く、ビーズ形状で素材として使い勝手が良さそうなものをこれまでなかなか見つけることが出来なかったのですが、気に入ったものを入手することが出来ました。

c0334773_17192732.jpg

ローマングラスとは、ローマ帝政時代からローマ帝国の東西分裂まで約5世紀間、ローマ帝国内で製造され使用されてきたガラス製品の総称とされています。
色合いとしては、涼しげな印象のグリーンやブルーの色味のものが多いようです。
ローマ帝国領内他、中東諸国などにてローマ時代の遺跡から発掘されています。

c0334773_15490572.jpg

地中に埋もれていたローマングラスには、ガラス表面が虹色に美しく輝く銀化現象(パティナ)が現れています。この現象は出土する古代ガラス全てに現れるというわけではないそうです。
銀化は数百年の間、地中の限られた条件のもとでガラスの成分と地中の微生物の化学反応によって起こる、一種の風化現象だと言われています。
銀化したガラスは、光の加減によって虹色の輝きを放ち、色合いを様々に変化させます。
もとは人の手によって作りだされたガラスに自然による風合いが加わり、思わず見入ってしまう神秘的な美しさを感じます。

c0334773_17194052.jpg
軽く洗浄し、糸を外した状態。ほぼ全てのローマングラスに銀化現象が現れています。プリミティブな印象を残したアクセサリーに仕立てたいなと考えています。

[PR]
by iris-accessory | 2015-03-04 19:35 | Materials